【初めての妊娠】夫がするべき5つのこと

妊娠・出産

みなさん、こんにちは。

以前のブログでも述べましたが、妊活12か月目にしてついに妊娠することができました。

31歳で初めての経験です。何をすればいいのか分からず、ふわふわした気分です。私も妻も地に足がついておりません。

そんなときはちゃんと勉強し、正しい知識に基づいて自分のすべきことを判断すべきだと考えました。

今回の記事では妻が妊娠したという夫の視点から何をすべきかを調べてみましたので、皆様のご参考になれば幸いです。


妊娠したら夫がするべき5つのこと

今回は多くの方が知っているであろう「厚生労働省」、「アカチャンホンポ」、「ベネッセ」、「ムーニー」、「EPARK」のサイトの内容を要約し、妊娠中に夫がするべきことを5つにまとめてみました。

妊娠したら夫がするべき5つのこと

  • 妻の心情の変化を理解して気遣う
  • 家事を率先して行う
  • 妊娠・出産について情報収集をする
  • 夫婦の時間を大切にする
  • 自分の体調管理をおこなう

上から順に、多くのサイトで「した方がいい」「してくれてうれしかった」と述べられていた夫の行動となります。これらの各行動について詳細を以下に書いていきます。


妻の心情の変化を理解して気遣う

妊娠時期に応じて妻の心情や体には以下のような変化が起きるといわれています1)

妊娠初期
(~15週)
妊娠初期の妻のからだには、いろいろな変化が起きていて、吐き気がする、気分が悪くなるなどのつわり症状や、だるい・眠いなどの変化が現れてきます。
精神的にも、涙もろくなる、気分が落ち込んでいる、イライラするなど大変不安定な状態にあります。症状は人によってさまざまで、全く普段と変わらない人もいます。
妊娠中期
(16~27週)
妊娠中期に入ると、つわりも落ち着いて安定期に入ります。また、胎動を感じるようになります。
妊娠後期
(28~週)
妊娠後期になると妻のお腹はますます大きくなって、足もとが見えにくかったり、日常の動作もしにくくなります。起き上がったり、仰向けで寝るのもつらくなります。
また、妊娠高血圧症候群、貧血、早産といった異常が起こりやすい時期でもあります。異常の早期発見のためにしっかりと定期検診を受け、健康管理をすることが大切です。
1) 厚生労働省 父親のワーク・ライフ・バランス

特に妊娠初期では心情の変化が大きいようです。こういった変化はホルモンバランスの影響で起きるため3)、妻が自分自身でコントロールするのは難しく、夫である私達が理解して気遣うということが重要になってきます。

では具体的にはどのような変化があるのでしょうか。一般的には以下のような変化が起きるようです2)

  • 常に眠い、昼間に眠くなる
  • 食欲がなくなった/食欲がありすぎる
  • においに敏感になった
  • めまいやふらつき
  • なんだが熱っぽい
  • わけもなくイライラする、気分が落ち込む
  • お腹が張る
  • 便秘がち

皆様の奥様はいかがでしょうか。妊娠時の症状は人によって様々なので、奥様と頻繁にコミュニケーションをとって奥様の様子を把握する必要があります。その際に奥様の悩みについて色々と相談を受けるかもしれませんが、論理的なアドバイスをするのはあまり好まれないようです3)。重要なことは、妻の会話をしっかりと最後まで聞き、妻の気持ちを受け止めることのようです。

夫からかけられた「大丈夫?」の一言が嬉しいと感じる方もいらっしゃるようです4)。少しでも妻の変化を感じたら声をかけてみてください。


家事を率先して行う

以前の記事でも書きましたが、20~30代夫婦における家事の分担比率は夫30%、妻70%が平均というデータが内閣府から出ています。

つまり妊娠前は奥様の方が多くの家事をしている家庭が多いということです。普段からもっと夫(筆者も含めて)は家事をすべきだとは思いますが、特に妊娠中は我々夫は頑張らないといけないですね。

前述したように妊娠初期はつわりのために妻は精神的にも身体的にも非常に大変です。この時期は全ての家事を夫がするくらいの気持ちでいましょう。

料理が苦手な場合はお総菜を買って帰るなど、自分にできる範囲でなるべく奥様に楽をしてもらえる方法を考えましょう。仕事で忙しいという方は食洗器やルンバなどを活用して家事の一部を自動化することを検討するのもいいかもしれません。(筆者は妻の妊娠を機に食洗器を買いました。)

妊娠中期以降になってくると奥様の体調も多少落ち着いてくるかとは思いますが、お腹が大きくなってくるために妊娠前には普通にできていた家事に対しても様々な危険性が考えられます。

例えば以下のような家事は特に気をつける必要があります3) 4) 5)

  • 風呂掃除
  • 洗濯(特に布団などの重いものを干す時)
  • 買い物(お米などの重いものを買う時)

お腹が大きくなっていくと足元が見にくくなり、かがむ動作がしずらくなってきます。また、重いものを持つ際に腹圧がかかってしまうため、お腹の張りや出血、腰痛などに繋がる可能性があります。

なるべく妻に負担をかけないように、ちょっとしたことでもいいので家事をするようにしていきましょう。

普段家事を全然していなくて何をすればいいか分からない人は、正直に「何をすればいいか教えてほしい」と奥様に聞いてみてください。「なんでそんなことも分からないの?」とチクリと言われるかもしれませんが、奥様に家事をさせて負担をかけるよりは全然マシです。言い返したい気持ちをぐっとこらえて、謙虚に、紳士に、家事に取り組みましょう。


妊娠・出産について情報収集をする

妊娠・出産なんて分からないことだらけで不安ですよね。ましてや自分の体に新たな命が宿っている奥様は特に不安に感じていると思います。

そんな奥様のためにも夫である我々が率先して情報を収集し、夫婦として妊娠・出産に向き合っていくことが大切です。

ではどうやって情報収集をするかというと、いろいろと方法があるようです。

  • 妊婦検診に一緒に参加する
  • 両親学級、父親学級に参加する
  • 妊娠、出産に関する本を読む

妊婦検診は妊娠してから出産前にだいたい15回ほど行うようです3)。今はコロナ下のため妊婦検診に夫も参加するというのは難しいかもしれませんが、機会があればぜひ参加してみましょう。もし参加できなくても、検診に行った奥様からその内容について聞くことで自分の勉強にもなりますし、2人の今後を相談する良い機会になるでしょう。

また自治体によっては両親学級や父親学級というものを定期的に開催しています。「両親学級 (自分の住んでいる市町村名)」で検索をすることでいつ開催されているかを知ることができます。

例えば墨田区を例に挙げてみると、初めて出産を迎える父親向けに「パパのための出産準備クラス」というものを定期的に開催しています6)

こういったものに参加することで妊娠・出産についての知識を蓄えることができますし、自分の住む市町村ではどういった子育て支援があるのかも知ることができます。自分自身や妻の不安も低減することができますし、何より生まれてくる子供のためになるのではないかと思います。

筆者は初めて両親教室の存在を知りました。筆者の市町村では妊娠16週以降から参加ができるとのことなので積極的に参加していこうと思います。

また、妊娠・出産に関する本も貴重な情報源です。たまごクラブなどはご存じの方も多いのではないでしょうか。我が家ではまず本を購入して夫婦で勉強しようと思っています。

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夫婦の時間を大切にする

妊娠をしたらそのことで頭がいっぱいになり、知らぬ間にストレスがどんどんと溜まっていくということも考えられます。妊娠、出産に向けて張り切って準備をしていくことも大切ですが、たまには息抜きも大切です。

例えば息抜きとして以下のようなことをしていた方もいらっしゃるようです3) 4)

  • 高級フレンチなと子供が生まれたらしばらくできなくなることをする
  • 気分転換に近所を散歩する
  • 手をつなぐ(転倒防止も兼ねて)
  • 妻をマッサージをする

※マッサージに関しては以下の注意点があります3)

・妊娠13週以降、医師に確認してからはじめること。

・おなかの張りや痛みが出たら、即中止すること。

・強く押したり、引っ張ったりしないこと。

3) ベネッセ  妊娠中の妻が夫にしてもらって本当にうれしかったことを、夫向けに解説

妊娠・出産は夫婦にともに大変です。適度にストレスを発散しながら夫婦で頑張っていきましょう。


自分の体調管理をおこなう

忘れがちですが夫である自分自身の体調管理も大切です。妻のサポートができるように、そして妻や胎児に悪影響を及ぼさないように自らの生活も律していきましょう。

代表的なところで言うと以下が気を付けるポイントとなります。

  • 生活習慣
  • 感染症対策(日々の手洗い、予防接種等)
  • 禁煙/分煙

夫婦一緒に規則正しい生活を送り、妻や胎児に感染症をうつさないように気を付けましょう。

喫煙はご法度です。胎児に対しては以下のような悪影響があり、良い影響があるという報告はありません。普段吸われている方も少なくとも妊娠中は禁煙や分煙に努めましょう。

2) アカチャンホンポ おうちで過ごす妊婦さんのために夫ができること知ってほしいこと

まとめ

妊娠したら夫がするべきことはまとめると以下です。

妻を気遣い、家事を積極的におこない、妊娠についての勉強をし、時折妻とストレス発散をしながら、いつでも妻をサポートできるように体調管理をおこなう。



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参考文献

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